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皆さま、ポケカを楽しんでいますか？
どうも義経です。
第２回目の「ストレージのすゝめ」をお送りします。
前回は、初回のご挨拶と、デッキ構築の考え方、そしてストレージコーナーを勧める理由を説明しました。
デッキ構築の考え方では勝ち筋を途切れさせないために必要なことをお伝えしてあります。
まだご覧になってない方は、サクッと読めますので是非どうぞ！
今回からはタイトル通り、
「現状、格安で手に入れやすい１枚とその効果」
を掘り下げていきますよ！
１.V環境からex環境へ
先日はスノーハザード・クレイバースト発売となりましたね！
この新弾、良くも悪くも話題となりましたね。
プレーヤーとしてはポケモンV環境からex環境へ移る歩幅が大きくなったと感じています。
環境バランスも変化してきましたね。
色々なタイプに活躍するチャンスがあり、何を使おうか迷ってしまいませんか？
そこで今回紹介する1枚ですが、どのデッキにも入る可能性があり、ストレージコーナーからも見つけやすいカードです。
…しかしながら
「地味！！！！」「今更！！！！」
そんな声が聞こえてきそう…あぁ怖い…
でも！
・事故
・サイド落ち
この単語を聞いてピクッとなってしまったら最後まで読むしかありません！
損はさせないので(無料だけど)さぁどうぞ！
２.今日の１枚！
…マジ？？
はい、大マジです。
事故率下げます、サイドのかがやくポケモン回収できます、ってそういう当たり前の話をするわけじゃありませんよ！
えー…むしろ小難しい話かも…？(汗)
３.その事故、分析できていますか？
皆さんがポケカしてると、どこからともなく「事故ったわー」という声が聞こえてくることありませんか？
そんな時どう思いますか？
(そういう構築なんだろうな…)
と、デッキの安定性か、
(まぁ運も絡むゲーム性だからね…)
と、運要素として割り切るか。
色々と思うところがあるかもしれません。
…が、大きくはこの2種類に分かれるのではないでしょうか。
具体的な事情は様々。
安定性（＝デッキ構築）に関しては、
・いわゆるエネ過多構築で回っていない など
運要素に関しては、
・綺麗なミュウVmaxデッキだけど初期手札がゲノセクトV、ミュウVmax3枚とスタジアム3枚 など
確率は違えどどちらも起こりうることですよね。
…アレ？
同じ事故と言ってもこの差はなんだ？
それは、
『その事故が“納得”できる確率かどうか』
の差だと思います。
「負けて納得」これは絶対に成長のカギとなります。
負けた理由が分かっていれば次に繋がりやすいですからね。
４.サイド落ちする確率を計算する
ここでサイド落ちする確率の表を見てみましょう。
仮に、かがやくゲッコウガとヒスイのヘビーボールを1枚づつ投入することとします。
・かがやくゲッコウガがサイド落ちする確率は10%
・ヒスイのヘビーボールがサイド落ちする確率は同じく10%
・この「2枚が同時に」サイド落ちする確率は0.85%
となります。
(厳密にはたねポケモンが出てから試合が始まる都合上、もう少し確率は下がりますが割愛します。)
これらのサイド落ちが要因で負けたとして、言い換えるとこうなります。
・ヒスイのヘビーボールを入れずに、かがやくゲッコウガがサイド落ちしたせいで負けた(10%)
・同時に2枚ともサイド落ちして負けた(1%以下)
負けたことは悲しいですが、ヒスイのヘビーボールの採用で確率を変えることができます。
…コレ、知ってると自分で決められちゃうんですよ。
「シティリーグのスイス5回戦なら上振れ狙いでヘビーボール抜いてあのカード入れとくか！」
「CLはスイス9回戦か…ヘビーボール入れて安定を取ろう。」
そう、自分で決めたこの状態が”納得“なんです。
たまにあるんですよ、事故論争。
納得できる範囲が人によって違うので起こっちゃうんですねー。
なので自分は事故の声が聞こえてきても「必然」としています。(ズルい)
だって0%じゃないんですもん。
…と、しかしながら10%と1%じゃ結構違うなー、と感じたなら採用する意味はあるんじゃないでしょうか。
今までは感覚で入れていた人もこれで理由がハッキリしたなら嬉しいですね。
５.確率を知るとタネの差し方も変わる
余談ですが、先日、とある交流会に参加してきました。
前から強いとウワサを聞いていた方と対戦する機会ができて挑んだのですが、その方、第1ドローしながら「上振れろ！！」って言ったんですよ。
「事故るな！！」じゃなくて「上振れろ！！」ですよ。
その一言だけで(あ…この人ホントに強いわ…)って思いました。
確率を理解していないと出ない言葉ですもんね。(もちろんボロ負け)
このヒスイのヘビーボール、特にビーダルやコロトック、ミロカロスなど、「1体ベンチに並べばいい進化ラインが複数入るデッキ」との相性がバツグンです。
サイドから救い出せない進化ポケモンの数は減らさずに、たねポケモンの数を絞れたりします。(アルセウスフォンやシャクヤは頭の中からロストで)
絞り方は上の表を参考に、納得のいく範囲で調整してみてください。
サポート進化ラインが増えてきたこの環境でこそ、デッキ枠を調整しやすいこのカードが真価を発揮するのではないでしょうか。
まとめます。
・サイド落ちの確率を知る
・サイド落ち負けの確率を大きく変える
・デッキのたねポケモン枠を絞れる
ヒスイのヘビーボール1枚で、世界一風呂敷を広げてみました！！
今回のすゝめは以上です。
それでは皆さま良いポケカライフを！！
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